BLUE EYES小説

厨房遊戯 written by ICE

真っ赤に染まった夕日が地平線の彼方へ沈んでいくにつれて、
まっすぐ影が伸びて行く。

響野達也は足早に幼なじみの聖園マリアの家へ向かっていた。
それぞれの家は歩いてすぐの距離にある。

 ピンポーン………

達也は聖園家の呼び鈴を鳴らす。
「は〜い!!」
家の中から元気な返事が聞こえてきた。
ドアが開き、達也の目の前に金髪の美少女が姿を現した。
「いらっしゃい、タッちゃん。」
「やあ、マリア。ごちそうになりに来たよ。」

母親を早くに亡くした達也は今のところ父親と
二人暮らしである。
家のことは医院に長く勤めている婦長さんが
面倒をみてくれたりもするのだが、家政婦ではないので
それを毎日期待するわけにもいかない。
そんな達也にマリアとその母、セシリアはなにくれとなく
世話をやき、達也もその厚意に甘えていた。
今日はマリアが達也に夕食をごちそうするという約束なのだ。
「さあ、早く入って。」
マリアはフリルの付いた白いエプロンをつけていた。
そのかわいらしい装いには不釣合いなほど
豊かな乳房と大きく張り出したヒップをしている。

「かわいいね、マリアのエプロン姿。」
達也は素直な感想を口にした。

「ウフフ、ありがとう。タッちゃんにそう言ってもらえると嬉しいわ。」

「あら、いらっしゃい、タッちゃん。」
達也がリビングに入ると、セシリアがニッコリと微笑みかけてきた。
美しい顔立ちと妖艶な姿態に達也はしばらく見とれていた。
マリアより一回りも大きい乳房が白いニットの中でユサユサと揺れ、
クリーム色のタイトスカートがしなやかな脚線美を強調している。

達也は二人の美女に会った瞬間から興奮を覚えていた。
二人きりになれるチャンスがあれば、マリアでもセシリアでも
その隙に抱くつもりだった。
自分が迫れば二人は拒まないだろうという自信があった。
(どちらにしろ、それはディナーのあとのお楽しみだ。)
期待に胸と股間を膨らませながら妄想を抱く。
(ふふふ、今日は楽しくなりそうだ。)

「タッちゃん、どうかした?」
「え?ううん。オジャマしまーす。」
ダイニングキッチンへと通されると、
はやる気持ちを押さえながら達也は椅子に座る。
「ねぇ、マリア。今日は何?」
「今夜のメインディッシュは、タッちゃんの大好きなビーフシチューよ。」
「へえ、そりゃ楽しみだ。」
「ちょっと時間が掛かると思うけど楽しみに待っててね。」
さっそく料理を作ろうと準備をしていたその時、ふとマリアがある事に気づく。
「あれ?おかしいわ。確かここにあったと思ったんだけど……。」
マリアは周りにある戸棚を開けて何かを探している。
「どうしたの、マリア?」
「まだあると思ったのにブーケガルニを切らしちゃったみたい。」
「それって無いと困る物?」 
「うーん、なくても作れるけど、あると一味ちがうわ。」
「それならオレが買ってくるよ。」
「ううん、ダメよ。私が行くわ。今日はタッちゃんは大事なお客様なんだから
ゆっくりしてて。 悪いけどママ、あとをお願い。火を見ててね。」
「わかったわ。気をつけて行ってくるのよマリア。」
マリアはエプロンを脱ぐと、財布を片手に家を出て行った。

ママと二人きりになるチャンスが来た、と達也は思った。
マリアはしばらく帰ってこないだろう。

セシリアはマリアの手間を少しでも省こうと
マリアの着ていたエプロンを手に取り、キッチンに立った。
達也はそっと立ち上がると、セシリアの背後に立つ。
「待たせちゃってごめんなさいね………。」
後ろ手でエプロンを結びながら、背後にいる達也に話し掛ける。
「ねぇ、ママ……。」
後ろからセシリアの腰に手を回す達也。
細くくびれた腰が女性のか弱さを感じさせる。
「!!」
「今すぐママを抱きたい……。」
「な……何言ってるの、ダメよ………今はダメ…。」
セシリアの服の上を達也の手が舐めるように這っていく。
「ねぇ、いいだろ?……ママ。」
「ダメよ、タッちゃん。ね?お願いだからやめてちょうだい。」
セシリアが必死に達也の手を振りほどこうとすればするほど、
達也の指が蜘蛛の糸のように絡みついてくる。
「あゥぅ…ンっ!ダメって言ってるのに………。」
いつの間にか達也の手はセシリアの豊満な胸元へと辿り着くと、
服の上からミルクを搾り取るようにねちっこく愛撫し始めた。
「たまんないぜ、このデカパイ。最高にいい揉み心地だ。」
瑞々しい乳房は非常に柔らかく、まるでゼリーのようにぷるんと弾み、
力強く揉むと存在を主張するように確かな手応えを返してくる。
重量感も申し分なく、下から持ち上げると両の手のひらにしっかりと重みが伝わって
くる。
達也の両手の動きを続けながら、セシリアのうなじにねっとりとしたキスを注ぐ。
「あふぅっ………。」
セシリアは肩を微かに震わせながら、悩ましい吐息を漏らす。
セーターの上からでは飽き足りない達也はセシリアのセーターをめくり上げ、
美肉を覆うシルクのブラジャーを強引に引きずり下ろすと、
乳房を無理やりブラジャーの外に放り出した。
雪のように白いセシリアの双乳を力任せに揉みつぶすと、
まるで飲み込まれるように乳房に指が食い込んでいく。
イヤイヤと首を横に振り、必死に抵抗をするセシリア。
「ああ、やめて……やめてちょうだい。」
「俺、もう我慢できないよ」
「そんな事言われても………すぐにマリアが帰ってくるわ。」
「大丈夫だよ。たった今、出かけたばかりなんだ。当分帰って来ないさ。」
「で、でも…………あァっ!!」
淡いピンク色の乳首は達也の人差し指と親指で
しつこくせめられ、ピンと尖っている。
「ほら、ママの乳首、こんなにコリコリして勃起してるのが良く分かるよ……。」
「あぅんっ!お願いやめて……。私、嫌いよ。そんなタッちゃん。」
「そんな事言ったって、そんなそそる恰好をしてるママが悪いんだ。」
達也はズボンを突き破りそうなくらいに硬くなった肉棒を
セシリアのヒップの割れ目にその存在を誇示するかのようにグイグイと押し付ける。
「ほら、俺のチ○ポ、ママのエプロン姿を見てもうこんなになってるんだ。」
「あアっ、いやンッ!」
達也はセシリアのタイトスカートをめくり上げると、
細やかな刺繍が施されたシルクのパンティの手触りを
堪能するようにセシリアの尻を撫でまわす。
「んぅっ!ダメぇ……。」
時折、達也はムッチリとした尻を鷲掴みにしながら、
片方の手を正面のクロッチの部分にそっとあてがった。
「口ではイヤだって言っても、ここはもう濡れてるみたいだな。」 
「イヤっ……それは……」
快感を堪えようと唇を噛み、美脚を内に閉じ、
太腿を擦り合わせている。
そのクネクネと腰を動かす姿はかえって悩ましい。
ヒップがプルンプルンと揺れ、まるで達也の肉棒を激しく求めているかのようだ。
達也は不敵な笑みを浮かべながら今度は人差し指をパンティに強く押し付けた。
すると、クチュッという音と共にパンティに付いた濡れジミが大きく広がり、
滑り気を帯びた液体が人差し指にグッショリと付着した。
「ねぇ、ママ。俺の指、なんだか濡れてない?」
達也はわざわざセシリアの目線まで指を持っていき、
液体が付着して妖しく光る指を見せつける。
「ママ、これは何?」
「………イヤ…」
「イヤ?こんなにしておいて何がイヤなんだい?」
そう言うと達也は濡れたパンティの中に手を滑り込ませる。
「キャッ!そ、それ以上は………あぁぁっ!!」
「何がイヤなのかはっきり言わないと分からないよ」
パンティの中で手を忙しなく動かし続け、執拗に秘部をまさぐる。
肉襞を指でかき分けるとそこはすでに潤んでおり、
少し指を動かしただけで蜜壷の中から愛液が止めどなく溢れてくる。
「ほら、言うんだ。何がイヤなんだ?」
割れ目を指で弾くとピチャピチャと卑猥な音がして、
セシリアの羞恥心をさらにかきたてる。

NEXT