マリア・インヴィテーション                          (小説・axelさん)


「あぁん、もう…もう駄目ぇ、イキそう…私、イクわ…。止められないぃ、タッちゃんがいけないのよ…」
草木も眠る深夜のベッドルームに、妖しくも愛らしく身悶える少女の声が響き渡る。広いベッドの上でその身をくねらせながら、一人指遊びに没頭する彼女の、可愛らしい容姿には似付かないほど巨大な乳房が快感に打ち震えるたびに、たぷんッ…たぷん、と揺れていた。100cmは優に超えようというほどの巨乳が身悶える彼女の動きに合わせて、右に左にと、数字の8の字を横に描くように悩ましく弾んでいる。その淫猥さといったら! 健康な成人男子であるならば、その股間を熱くし、興奮せずにはいられないだろう。
「あン!…駄目、気持ち…いいっ、いいの。あ、ああ来るぅ、イ…くぅ、イク…イク、イクぅうぅん!」
Tバックの白いショーツをブロンドの薄い恥毛がのぞく割れ目へときゅうと食い込ませると、少女は高らかな絶頂の声をあげ、身体を弓なりにふるふると震わせた。
「はぁ…はぁあ、あん…熱い、まだ…熱いぃ。本当に今夜は私、どうしちゃったの…ああ」

明らかに満足なオーガズムを迎えて間もないであろうというのに、少女は息づく呼吸は落ち着き始めるや否や、また震える両手をその放漫なバストと股間に割れ目へと滑らせ始める。
「やっぱり…欲しい、欲しいの。タッちゃんの大きなアレでぇ、あぁ…マリアを慰めて、ん…欲しいのぉ…」
歳に似合わぬ早熟した手つきで彼女はやわらかなバストをぐにゅう、ぐにゅうと淫猥に揉みしだき乳首をつまみ、濡れそぼったクレバスの突端をさぐりだす。
「ああぁっ…! 感じるっ、感じ過ぎちゃうぅう…私ったら、なんていやらしい娘なのかしら…あぁん…」
自らの行為を恥じつつも、聖園マリアは2日ほど前からロンドンの叔母の家にいったきりの恋人・達也との熱い性行為を思い出すように、こうして幾度となく甘い悪戯におぼれていた。
今夜はとりわけご執心の様子で、午前零時をとうにまわろうというのに寝付けず、火照るばかりの若い肉体をもてあまし気味の様子である。最愛の母・セシリアも夕方遅くに執事たちに何事か告げると、叔母・セーラの家へと出かけてしまい、今夜はこの広い屋敷でひとりぼっちの気分だ。
−私一人だけのけ者にされたみたいでいやな気分だわ…
そんな憤りがますます少女の高ぶりを抑えられなくさせる。
「あん…!もう、あぁああぁ駄目っっぇ!…また、まただわ、っあ! ああああ、またイクぅ…イっちゃうぅう!!」

ふと気がついて時計を見上げると午前2時をまわろうかという頃だった。
−いけない、私ったらうたた寝してたんだわ。もう恥ずかしい…こんな格好のままで…
ブラジャーの両脇からは育ちざかりの巨大なバストをムッチリとはみ出させ、小さなTバックショーツもみっちりと股間に食いついている。
マリアはその場でそそくさと濡れた下着を脱ぐと、シャワーを浴びようと隣室のバスルームのある母親の部屋へと向かった。

「…ふう、生き返る」
熱いシャワーを全身に浴び、マリアは深く息をついた。
広いバスタブの中に彼女の身体を流れた湯がゆっくりと溜まってゆく。
その濡れたボディの豊満さといったら! 150cmほどの小柄な身長×スレンダーボディにもかかわらず、両方の乳房はボィーンンと張りだしている。男性ならば目にしただけで思わずさわりたくなるようなすばらしい128cm(!)の爆乳だ。美しいブロンドの髪をかき上げる仕草のたびに、ぶるんぶるんとかたちを変える。
さらに後ろにパンっと張ったヒップもたまらない。
恋人・達也によって日々開発されつつあるその若く豊満な肉体は16歳にしてすでに完成されているようだ。
それどころか未だ成長中のバストなどをみると、母親セシリアのひとまわりは大きいかと思われる超巨乳に追いつくのも時間の問題かと思われる。
髪についた水滴を振り払うと、傍らにかけておいたバスタオルで身体を拭き、母の黒いガウンをその身にまとう。かなり大きめなサイズであるにもかかわらず、母親同様、むっちりと圧倒的なボリューム感をたたえる胸元は隠しきれない。今にもぷるんっとこぼれ落ちそうだ。
母の部屋のソファに腰掛けると、今浴びたシャワーで完全に覚醒してしまった頭をどうやってまた眠りにつかせようかとマリアは考えた。

−それにしても…なんだか気になるわ、最近のタッちゃんとクレアのこと…
2mはあろうかと思われる超爆乳の持ち主の従姉妹、クレア・フェアチャイルドはその特異な胸のおかげで人前にでることをすっかり嫌い、性格もすっかり内向的になってしまっていたのだが、達也の活躍(?)で今では文字通り身も心もすっかり明るさを取り戻していた。
マリアにとって内向的だったクレアの変化は悦ばしいことなのだが、同時に恋人と従姉妹との急激な交友関係の進展ににわかな嫉妬心を抱かずにはいられなかった。
たとえなにもなかったとしても、クレアのあの超爆乳を目の当たりにしたら達也の思いはマリアから離れていくのではないか。彼のオッパイ愛好家ぶりは恋人である彼女は十分承知している。流れによっては深い関係になっていってもおかしくはない。
−私ってイヤな娘…ママにももっと相談したかったのに…
まさか今この瞬間、母セシリアが妖艶な叔母セーラと一緒に、自分の恋人との濃密なセックスに興じていようとはマリアは夢にも思っていないだろう。
−タッちゃんにもっと私を見てもらいたい、他の子に負けないくらい魅力的になりたいわ…
でも、どうすれば…
自分にはまだセシリアやセーラのような大人に女の色香は身につけられない。ソファの上で膝を抱え得て考え込んでいると、ふとウォーキング・クローゼットの扉が少し開いていることに気がついた。母が夕方出かける時に洋服を選んだのだろう。
近づいて扉を閉めようとしたマリアはふとある考えが思いついた。
ウォーキング・クローゼットの中にそっと潜り込むと後ろ手でぱたんと扉を閉める。たくさんの洋服類に囲まれたその中は想像以上に広々していた。
−これだけあるなら、とびきりセクシーな衣装を選べそうだわ!

「あぁん、すごぉいタッちゃん…あはぁあン。まだ、まだ出てるわ、あ…すごぃ」
「ほんとすごいわ…タツヤ、あんなにふたりがかりでしたのに…まだ、まだ立派…。
んふ、ちゅぅうううぅ…、んぽっ…太くて、堅くて、主人のなんか比べ物にならないくらい…立派なコックよ」
「んあぁあ…た、たまんないよ二人のパイズリ…フェラチオも舌がチ●ポに絡みつくようにいやらしくって、さすがに人妻のテクニックだな。あぁ! まだっ…出そうだ! いくぞ!」
「すごぉい…出てる、ビュッ…ビュッて、はぁあ、出てるのぉ、タッちゃん…。もっとかけてぇ、ママのいやらしいオッパイに…たっぷりと…もっと濃いのかけて、かけて頂戴…!」
「だめ、セシリー…独り占めはよくないわ、ねぇタツヤ。わたしのオッパイにも…いいえ、オッパイだけじゃ足りなくってよ、おしりにも…あぁああっん、かかってるぅ、今度はここよぉ…オ●ンコ、オマ●コにもたっぷり注いでぇ!」
その頃達也は、二人の爆乳淑女姉妹に攻められながら、うれしい悲鳴とそのあふれる性を存分に放っていた。(羨)
「くぅうぅ…! 射精るぞ、射精る…射精るぅ!、うっ…!」
「あぁああぁああん、イッくぅううううん…!!(×2)」

−これも素敵、こっちもすごくセクシーな下着だわ。ふふっ…タッちゃん、戻ってきたらきっと驚くわ。
クローゼットの中に備え付けてあった姿見の前で、マリアはファンションショーよろしく母の魅惑的な衣装や下着を試着していった。
深紅のガーターベルトや乳房の下を持ち上げ形を美しく見せるためのコルセット。中には股間の前部がぱっくりと割れたきわどい下着もあり、取り上げたマリアの顔を赤くさせた。大きく胸元のあいたパーティドレスを着たときは、数歩歩くたびにぶろんっと大きなバストがまろび出てしまった。ブルーのチャイナドレスは肌にみっちりと吸い付き、肉感的な彼女のボディをより一層際だたせた。よく見るとところどころにあしらわれた花の模様が深いブルーのメッシュに抜かれているため、透けた肌がちらほら見えてしまっている。こんなドレスでパーティ会場に足を踏み入れたら、男たちの注目を俄然集めることだろう。
−こっちは全部水着だわ。そういえばママ、昨日もプールで着ていたものね…。
バストがほとんどはみ出てしまうほどのVレッグ水着や乳首の先以外はまったく隠せないような極小マイクロビキニ。こちらも試着するたびに赤面してしまうようなセクシーな水着ばかりだ。
−前にタッちゃんとリサの3人で海に行ったときも、勇気をだしてかなりきわどい水着を着たけれど…、ママのはそれ以上だわ。恥ずかしいけど…こんなの着ていたらタッちゃん、喜んでくれるかしら。
小さな貝殻にパールをあしらった肩ヒモがついただけの、まるで人魚の胸当てのような水着を着けながら、マリアは鏡の前でくるりとポーズを取る。
背中を鏡に向け、上半身だけで振り返る。ぱんっと張りのあるヒップに、呼吸に合わせて波打つボリュームのあるオッパイ。なんともいやらしい身体つきとコスチュームだ。マリア自身の自分の大きすぎるオッパイや豊満な体つきをあまりにも早熟なのではないかと懸念する気持ちはある。だが、いつもそれ以上に達也を迎え入れる快楽と至福の喜びがその心配をかき消してしまうのだ。身体いっぱいに精液をかけられることも、オッパイを存分に使ってのパイズリも、すべて達也を喜ばせるためならば…と考えるだけで熱く乳首が疼き、女性である部分は美味しい料理を待つ舌なめずりの口のように、じっとりと濡れてきてしまう。
−もう私はタッちゃんの愛無くしては生きられない身体なんだわ。
結局マリアは裸同然にような水着数着と黒と深紅のランジェリーのセット、それとシースルーのドレスを選びクローゼットを後にした。
最後に試着したピンクのヒモ下着を着けたままのマリアは、暗い部屋の窓ガラスに映る自分の妖しいほどにセクシーなバックショットに目を奪われた。そこに映る姿はいつもの自分からは想像もできないほどの大人の魅力が放たれているようだ。Tバックがむっちりとくい込んだおしりも、ぐいと持ち上げられたあまりにも深いバストの谷間も、今夜は大人に装いである。
少しうっとりと陶酔したマリアは、うっかりすぐそばの化粧台につまづいてしまった。
「キャッ…!」
ガタタッ…
一番上の引き出しが外れ、中に入っていた母の美容品が一面に広がる。
「いけない、ママの美容液、ちらかしちゃった……あら、これは…?」
そそくさとしゃがんで片付けはじめたマリアの手が一瞬、止まる。
美容液の瓶と同じくらいの大きさだったがあきらかに違うものがひとつ、その中に紛れていたのだ。
それは男性の逞しいペニスを模したバイブレーターだった。
「いやだ…これ、ママがこんなものを!?…」

前々から母が出張が多い父と不仲らしいことは、マリアも薄々感づいてはいたのだが、母親ほどの美しい淑女然とした人でも自慰行為をするということだろうか?
マリアは驚きを隠せなかった。と、同時に同じ女として憧れていた美しい母も今夜の自分同様に自慰にふけることがあるのかと思うと、何か親しみのような感情がマリアの内側から溢れていった。
「ママだって、まだあんなに若いんですもの…パパにしてもらえなくなって、きっと寂しいんだわ…」
そう思うと今度は逆に興味が沸々と沸いてきた。
母はこのバイブをどのように使ってオナニーをしているのだろう。
たくましい男性器を思っていやらしくフェラチオをしているのだろうか。
それとも自分よりもさらに一回りは大きいであろう148cmの巨大バストでテッィツ・ファックのマネごとをしているのだろうか。
それとも…。
コスチューム・プレイをしたからだろうか、普段よりも想像力豊かになっているマリアは母のあられもないオナニーシーンを想像して頬を赤らめた。
−いやだ、私ったら…
バイブを拾い上げようと手を伸ばしながら、自分のたくましい想像力にすこし呆れてしまった。
その瞬間、スイッチを押してしまったのだろうか、バイブレーターは勢いよく前後左右にと激しい運動を始めた。
−ヴィイイイイイ…
「キャッ…あ、す、すごい…こんなにすごいの?」
拾い上げるとぶるぶると激しい振動が伝わってくる。20cmほどのラバー製ペニスがぶるんぶるんと震えるたびにマリアの欲望に再び淫靡な炎がちらつき始めた。
−入れてみたい…これ…
「タッちゃんのオチ●チンみたいに、これ激しいわ…タッちゃんのはもっと大きいかもしれないけど…たくましい…太くて、固い…、んふぅうん」
気がつくとマリアは自分の頬にまで近づけたバイブを、一気にくわえていた。
達也への奉仕の心が導く業か、普段彼にしているように、いやそれ以上に今夜は激しく、マリアはねっとりとしたおしゃぶりを始めた。
「んふぅ…すごぉい、かたぁい。んぶ…お口のなかですごく、ん…暴れて。もう、あん大変…。でもこうやってもっと巧くなればタッちゃんもきっと感じてくれる…もっとマリアを愛してくれるように、なるかも…」
ラバー製ペニスを達也のそれに見立てて、マリアはより一層感情深くフェラチオを続けた。
「んぶっ…んん、あぁんん…ふう、んっ…んっ…んんっぅ…」
ちゅぷっ…ちゅ…んぷう…
暗く静まった夜の寝室に低く、それでいてはっきりと通った淫猥な響きが木霊する。
「んぶっ…んん、あぁんん、タッちゃん…タッちゃん…の、おいしい…の」
マリアは激しいおしゃぶりでぬるぬるに光るバイブレーターをいったん口から離すと、今度はゆっくりと胸元へと誘う。そこには大きく実ったぷるんぷるんの果実が二つ。あばれるペニスをきゅう、と巨大なオッパイで挟み込む。
「あぁああ…すごい、これ…すごいぃい!」
ぶるぶると振動するバイブレーターの動きが両乳房に伝わり、まるで別の生き物のようにマリアの巨乳が揺れる。さながらこちらにおしりを向けた赤ん坊がかわいらしく震えているように、反面、性の魅力を振りまくように激しくぶるんぶるんと揺れている。
「感じちゃうぅ…マリアのオッパイ、タッちゃんのですごく…んん、感じるぅう!」
きゅうと押さえつけた胸の圧力がものすごいからか、胸の谷間からバイブレーターの頭の部分がぶりんっ、と顔を出した。
「キャッ…! あん、もう元気なんだから…ん、んぷぅ…ちゅうぅう…」
ちょうど亀頭にあたるその部分を舌先でちろちろと舐めあげる。
−ん、んぷぅ…ちゅうぅう…んっ、んふ…ん、んぷぅ…
そのままかぷりとペニスの先端を頬張ると、マリアは甘いキャンディを美味そうに舐める子供のようにいっそうすぼめた口のピストンを早めた。
−感じるわ、私もうぐっしょりに濡れちゃっている…タッちゃんのことを思うと、いつもそう。あぁどうしてかしら…クレアにも、誰にもタッちゃんを渡したくない…離れたくない! タッちゃんを独り占めしたいわ…その愛くるしい笑顔も、均整の整った逞しい肢体も、それにいつもマリアをたくさんいじめて困らせちゃう…大きなペニスも…全部。お願いタッちゃん、今は…今はマリアだけを見てぇ!
「…んぷぅ…ちゅぅう…あぁああ、感じるぅ…タッちゃん…」
マリアは巨乳に挟んだバイブでパイズリとフェラチオを続けながら、スクワットをするような姿勢でゆっくりとしゃがみこみ、右の二の腕で乳房を支えながら、自由になった手の先をそろそろと小さな布でひっそり隠された茂みへと滑らせていった。
「あっ! あぁあああ…」
思った以上に茂みはしっとりと湿っており、さらにその奥のクレバスからはしとどに甘い蜜があふれ出している。部屋につんと女の香りがただよう。
−あぁああ、すごい…こんなに、濡れちゃうなんて、本当に今日はどうしちゃったのかしら…タッちゃん、あなたの事を思うだけで、マリアはこんなに濡れちゃうのよ…いやらしいって笑わないでね。あなたのために、あなたがもっと私を求めてくれるように…今夜はたくさんレッスンしちゃうわ。
「あぁん…き、気持ちいいっ…こんなに、んっ…濡れちゃってる」
こうして自分を慰めていると、いつもの達也との行為に最中の会話がマリアの脳裏をよぎり、その言葉が彼女をより一層深い快感へと誘った。
−すごいな、マリア。もうこんなにぐっしょりさせて大洪水じゃないか…ふふ。こんなにいやらしい身体をして、その上淫乱だなんて…いつからマリアはそんなエッチになったんだ。
「いやあ…タッちゃん、言わないでぇ…、だってタッちゃんが…タッちゃんいけないのよ。タッちゃんがいつもマリアをいやらしく調教するから…わたしこんなになっちゃったんだもの」
そう言いながらマリアは両手をバストに回し、むぎゅっとバイブレーターを挟み込む。
「ふふ…どうタッちゃん、もうマリアのオッパイはタッちゃんのパイズリ専用よ」
−うぁあああ! すげぇ、マリア! なんてパイズリだ…やっぱり最高だな、このデカパイは。
「タッちゃんはここの…んぐ、このカリのところを攻められるのが大好きなのよね」
マリアにはもはやこのバイブレーターが達也のモノのように思えて、愛おしくなっていた。しゅっしゅっとオッパイを上下に揺すりながらペニスをしごきあげ、甘いくちびるはちゅるちゅると責め立てる。亀頭から両のカリ首を丹念に舐めあげ、ゆっくりと中腹へ、そして根本へと舌を這わせていった。
−はぁああ…っく…マリア、最高だよ。なんてねっとりといやらしく、情熱的なフェラなんだ! もうマリアのくちびるなしではいられないよ。
「うふふ…うれしいタッちゃん、もうこのくちびるはタッちゃんだけのもの…このオッパイもあなただけのもの。そして…ここも、あぁあん! すごい濡れてるの…オ●ンコ、このオマ●コも…タッちゃんだけのものなんだからぁ」
かぽかぽと口に含んでいたバイブを手にすると、マリアはそれを胸からおなかへ、おなかから陰部へとゆっくりと這わせていく。もはや十分すぎるほどに濡れそぼっている陰部に感応しているのか、マリアの身体はどこも熱っぽく、バイブレーターが振れる度に彼女は短い悲鳴を漏らした。
そしてとうとう秘部の入り口へとバイブはたどり着いた。いつもの達也の激しい吐息が聞こえるようだ。
−はあ…はあ、マリア、もうオレ我慢できないよ…
いつもは達也のそんな言葉を聞くと胸の鼓動が一層高まり、自ら足を開いてしまうマリアだったが、今夜の彼女はいつもと違う自分を演出してみた。
「うふふ…かわいいタッちゃん、何がそんなに我慢できないの? 私にどうして欲しいのかしら…」
いつもと違う少し挑発的な自分がいる…淫猥な母の下着に身を包んでいるとはいえ、マリアはそんな自分の変化にドキドキと早まる鼓動を抑えられなかった。
−そうだ、いつも受け身ばかりだった私を変えるのは、やっぱり私自身なんだわ。私の愛しい男性なんだもの…もっと、もっと積極的にならなくちゃ。
マリアの中で、ぱあっと明るく花が開くように何かが変わっていく。
−そんな意地悪をしないでくれよ、マリア。コイツがギンギンになっちゃって、もう痛いほどなんだ。
「だぁめ、タッちゃん。もっと上手にお願いしてごらんなさいな、ふふっ」
−ぁああ…お願いだよ、マリア。オレの…上を向いてビンビンとそびえ立った、このオレのチンポを…マリアのぐっしょりといやらしく濡れたそのオ●ンコに…オ●ンコに…入れさせておくれ!
「はぁあああ…あああぁん!」
頭の中で隠語を乱発しながら懇願する達也の姿を思い浮かべるのと同時に、オ●ンコに押し当てていたバイブレーターをマリアはずずっと挿入した。
「すご…すごぉい、んっ…タッちゃん…はぁあん、すごいのぉ…固いぃ…」
始めはおそるおそるゆっくりとバイブを出し入れしていたマリアだったが、達也との行為の激しさやいつかのリサとのレズ行為で使用したディルドのことなどを思い出すごとに、次第に挿入の手を早めていった。
もっと早く、もっと深くへと。
「んっ…タッちゃん、どう? マリアの中…気持ちいい…オマ●コ、気持ちいい?」
−最高だよ、マリア! マリアの中…すぐに出ちまいそうだ…チンポがとろけそうなほどのオ●ンコだよ。
「うれしい…タッちゃん、マリアのオッパイも…オマ●コもぉ、タッちゃんだけのものよ…、いつでも好きなだけマリアをいじめていいのぉ…あぁん、いい…イキそう、マリア、狂っちゃうぅ!」
じゅる…じゅるっと淫靡な音を立ててバイブを出し入れしていたマリアの手が一層スピードをあげる。一突きごとにあぁあ! と官能的な悲鳴をあげ、彼女に身体が弓なりに反り返る。それに呼応してぶるんぶるんと激しい勢いでデカパイが上下左右にと揺さぶられるさまは何ともいやらしく、かつ幻想的な舞のようでもあった。
「くぅ…あぁあ、んっ…あぁあ、来るぅ…来ちゃうの」
絶頂が近いのか、弓なりのままマリアは次第に身を固くし、天をあおぐようなポーズを取った。
−っく、射精るぞ…マリア、中にいっぱい…射精そうだ! イクぞ…マリア、ぁあああ!
達也の興奮の吐息を頭の中で思い描きながら、バイブを秘部いっぱいに押し込み、きゅうとクリトリスの先端をつまみあげるようにしたマリアは、そのまま絶頂の声を高らかに挙げた。
「私もイクわ! タッちゃん…イク、イクの…マリア、イッちゃう、あぁああ…イク、イク、イクぅううぅう!」

ふとマリアが目を覚ますとゆっくりと東の空が白んでくるころだった。どうやらあのまま母のベッドで眠ってしまったらしい。
−いけない…マーサさんに気づかれる前に部屋に戻らなくっちゃ。
起きあがったマリアは足下の異物に気づく。あのバイブレーターが彼女の膣圧で投げ出されたのであろう、そこに転がっていた。彼女はそれに手を伸ばす。
−おはよう…タッちゃん、私…もっとタッちゃんにとって必要な…大切な女の子になるわ。
大きな胸の奥でひそかにそう決意したマリアは、明るく顔をあげると元あった場所へとバイブレーターを仕舞い母の寝室を後にした。
今日にも達也は帰ってくる。すこし大人への階段を上った美少女は前よりも優しく、魅力的に彼に微笑むに違いない。もっと深く、彼を愛せるようにと。
「おかえりなさい…マリアのタッちゃん…」

END