高校時代、美貌とスタイルのよさを活かしモデルやコンパニオンのアルバイトをしていた瞳はある商品のキャンペーンギャルとして販促イベントに参加することになった。そこで商品の担当としてやってきた新人商社マン・綾瀬聡一に熱心に口説かれ、二人はやがて交際を始める。聡一は瞳の高校卒業を待って結婚し、程なく息子・瞬(しゅん)が生まれる。
15年の歳月が流れ、息子・瞬は母に似て端正な顔立ちの少年に成長した。生徒会役員として、バスケット部の選手として活躍している瞬は学校でも町内でも評判の中学三年生だ。家庭内では一人っ子ということもあり、少々わがままで甘えん坊なところがある瞬だったが、それも度を越したものではなく、瞳の目には微笑ましく写っていた。
そんなある時、エリート商社マンとして海外勤務を命じられた聡一は、息子の高校受験のために単身赴任する事となり、瞳と瞬、母子二人きりの生活が始まる。
夫不在の生活は、女としての成熟期を迎えようとしていた瞳にとって、辛く切ないものだったが、一人息子である瞬のためと、瞳は明るく健気に振舞う。
だが、ある夜、ワインを口にした瞳は、その酔いの勢いに任せ、欲望の赴くままに深夜の浴室の中で奔放に自慰に耽ってしまう。
そんな瞳の淫らな肢体に、実の息子である瞬が熱い眼差しを向けていた事に瞳は気がつかなかった・・・・・・。
罪深き欲望に魅せられた、この二人の母子の愛の行方は・・・・・・。